厚生省告示第370号の基準をクリアしている
食品に接触する器具や容器包装には、厚生省告示第370号で定められた規格基準が適用されます。ニトリル手袋も合成樹脂製の器具に該当し、材質ごとの溶出試験などを通じて基準への適合が確認されます。
重金属や有害物質の溶出量が規定値内であることが求められ、一定の試験結果を満たした製品のみが食品用途として流通する仕組みです。単に素材がニトリルであればよいわけではなく、規格試験への適合が前提となります。
食品に直接触れる用途の基準に適合している
食品衛生法適合と表示される手袋は、食品に直接触れる用途を想定した規格を満たしています。これは個別の許可証が発行されるのではなく、法令に基づく基準に適合していることを示すものです。
製造事業者や販売事業者は、該当する規格への適合を確認したうえで表示を行います。飲食業の現場では、食品に触れる工程で使用できるかどうかを判断する1つの目安になるでしょう。
PL制度に適合している
2020年の法改正により、合成樹脂製の器具や容器包装にはPL制度が導入されました。PL制度とは、使用が認められた物質のみを一覧化し、その範囲内で原材料を管理する仕組みです。
ニトリル手袋も対象に含まれるため、原材料がリストに適合しているかどうかが確認ポイントとなります。製品仕様や証明書を確認し、制度への適合状況を把握したうえで選定するとよいでしょう。